2012年 アメリカ白内障屈折矯正手術学会のポスター部門で準優勝をいただきました.
「Usefulness of fusidic acid for visualization of vitreous body in the anterior chamber after posterior capsule rupture.」
ステロイド骨格を有しながら抗菌効果を有するフシジン酸を用いて硝子体を可視化することに成功しました.
2011年 財団法人桐仁会設立20周年記念臨床医学研究賞をいただきました.
「角膜ジストロフィーの分子メカニズムに基づく光線力学療法と予防点眼薬の開発」角膜ジストロフィーの治療法を根本から変えることができるよう努力します.
2011年 第6回Ophthalmic Surgery Film Award:最優秀賞Grand Prixをいただきました.今までの研究の集大成です!
「白内障手術時における前房内灌流液動態の3次元的可視化」
喜びで一瞬,気を失いそうになりました.今後も,独創的な仕事を続けて参ります.
2010年 ヨーロッパ白内障屈折矯正手術学会 フィルムコンテスト 準優勝
「Visualization and quantification of irrigation flow in the anterior chamber during cataract surgery using particle image velocimetry.」
優勝できず残念でした.
2010年 アメリカ白内障屈折矯正手術学会におけるフィルムフェスティバルでHonorable Mention受賞いたしました.
タイトル:Visualization and quantification of irrigation flow in the anterior chamber during cataract surgery using particle image velocimetry.
内容:白内障手術時の灌流液動態の可視化に関する話題です.これができるのは筑波大の眼科だけ.
2010年 第114回日本眼科学会総会にて座長賞を受賞いたしました.
タイトル:Avellinoおよび格子状角膜ジストロフィーに対する光線力学療法の基礎開発
内容:角膜ジストロフィーで沈着するアミロイドを,新しい光感受性物質とレーザーを用いて選択的に分解することが可能となりました.私が現役のうちに,かならず臨床応用します.
2009年 第113回日本眼科学会総会にて日本眼科学会評議員賞を受賞し,宿題報告を担当いたしました.
タイトル:
内容:蛋白質の翻訳後修飾がもたらす眼疾患について話を致しました.宿題報告とはいえ,現在の仕事の集大成と言うよりも,これからの研究の進展に期待して欲しいです.
2009年 第113回日本眼科学会総会にて座長賞を受賞いたしました.
タイトル:白内障手術時における前房内灌流液流動の定量的解析法の開発
内容:白内障手術時に高速で動き回る灌流液の動態を,最新の流体力学解析装置で解析し,3次元的に把握することが可能となりました.誰も見たことがないような映像に驚嘆です.
2007年 ロート賞を受賞いたしました.
タイトル:蛋白質のAGE化とラセミ化による眼疾患
内容:蛋白糖化最終産物だけではなく,D-アミノ酸の沈着病という新しい疾患概念を提唱し,白内障,瞼裂斑,角膜ジストロフィー,Spheroid Degenerationがそれらに相当することを見出しました!
2006年 日本角膜学会学術奨励賞を受賞いたしました.
タイトル:角結膜疾患と蛋白糖化最終産物
内容:糖尿病角膜症,瞼裂斑,Spheroid Degeneration,角膜ジストロフィーを含めて,蛋白糖化最終産物蓄積病を次々と発見しました!
2005年 ジャムコン賞を受賞いたしました.
タイトル:ステロイドホルモン中間体を用いた網膜硝子体疾患に対する新しい治療法の開発と臨床応用
内容:ステロイドホルモン中間体である11デオキシコルチゾールは網膜硝子体疾患の外科的治療にとても役立ちます.世界に広がってほしいものですが,世の中より数歩先を行き過ぎているかもしれません.
2005年 日本眼科学会学術奨励賞を受賞いたしました.
タイトル:角膜内皮細胞における蛋白糖化最終産物受容体の局在と役割
内容:角膜内皮細胞において発現されているAGE受容体は,角膜内皮細胞の加齢に伴う現象に関わっている可能性を見出しました.
2005年 日本眼科学会総会にて優秀ポスター賞を受賞いたしました
タイトル:蛋白糖化最終産物受容体をターゲットとした実験的糖尿病網膜症の治療法
内容:蛋白糖化最終産物とその受容体の結合をブロックする可溶化AGE受容体を作成し,糖尿病網膜症の治療に有効であることを見出しました.
2004年 日本眼科学会総会にて優秀ポスター賞を受賞いたしました
タイトル:レーザー虹彩切開術後の水疱性角膜症発生に関わる房水の流体力学特性
内容:レーザー虹彩切開術後の房水動態を流体力学的に解析し,術後数年以降経過してなぜ角膜内皮細胞が減少することがあるのかを見出しました.
2004年アメリカ白内障屈折矯正学会のフィルムフェスティバルで優勝いたしました.初挑戦,初優勝です!
タイトル:Visualization of vitreous body after posterior capsule rupture using 11-deoxycortisol
内容:本来無色透明な硝子体を,ステロイドホルモン中間体でステロイド活性を有しない11デオキシコルチゾールを用いて可視化することで,手術の合併症を大幅に減らすことを可能にしました.世界で筑波大学眼科のみで行われる治療です.